妊婦が身体を動かしてはいけないというのは、今や昔の話です。近年は、妊婦さんが適度な運動をすることで得られる様々なメリットが注目されています。現在妊娠中の方は、安産のためにマタニティスポーツを取り入れてはいかがでしょうか。
妊娠中、適度に身体を動かすことで、妊娠中の不快な症状を軽減することができます。腰痛や便秘の予防、体重管理や不眠解消、ストレス解消など、快適な妊婦生活を送ることができます。また出産に向けて十分な筋力をつけることもできるので、妊婦さんはタイミングをみて運動をはじめましょう。
妊娠初期は胎盤が未完成で流産しやすい時期です。そのため、妊娠初期は激しい運動は避けましょう。マタニティスポーツをはじめるのに最適な時期は、妊娠中期です。妊娠中期には、つわりが治まり、食欲が増すことで体重の増加にも繋がりやすいため、適度な運動を取り入れて、体重管理や体力づくりに努めましょう。
膝や腰に負担をかけずに身体を動かすことができます。水泳は全身運動なので、新陳代謝が活発になり体力をつけることができます。また、腹筋の強化、股関節の柔軟、リラックスする感覚を身につけることもできますので、お産に役立つことがたくさんあります。
出産に必要な筋肉を鍛え、関節を柔らかくする動きを取り入れた妊婦さん向けのエアロビクスです。持久力や筋力がつき、音楽を聴きながら楽しく身体を動かせるのもマタニティビクスの魅力です。
もっとも気軽にはじめられる運動がウォーキングです。腹筋や背筋を鍛え、腰痛やむくみを予防することができます。週に3~4回を目安に、1日20~30分程度のウォーキングを行いましょう。
マタニティスポーツの目的は母子の健康と安全な出産です。無理はせずに、異常があればすぐに中止するようにしましょう。宮城県仙台市にある当院では、妊婦さんに関わる腰痛やむくみ、つわりなどの症状を研究しております。
できるだけ薬の服用を避けたい妊娠期には、薬を使わない整体鍼灸が安心です。薬に頼るのではなく、本来人間が持っている自然治癒力を高めることで辛い症状を軽減します。更年期症状や不妊にお悩みの女性の方も、お気軽にご相談ください。