日本で取り入れられている東洋医学は、3000年以上の歴史の中で、様々な実績や経験に基づいた方法が蓄積されてきた中国医学が基盤となっているものが多いのです。
全身のバランスを整えることで、人間が本来持っている治癒力を向上させ、無理なく患部の痛みや不調を改善へと導くことを目的とした方法です。
痛みや辛さの原因をつきとめることで改善を促し、体質改善をすることによって病気などに負けない身体を目指します。伝統的な東洋医学で代表となるものは、「ツボ」を刺激することによる施術です。人間の身体は、経絡と呼ばれる道筋を通って五臓六腑に通じており、その経路が正常に流れているかを辿ることで、バランスを整えていきます。
ツボを刺激することで、気と血の流れを良くして、内臓機能・自然治癒力・免疫力のアップを目指します。
気で考える東洋医学に対して、西洋医学は統計的な観点や数値から病気であるか正常であるかを判断します。患部の治療を行うには、薬や手術を用いて行いますが、その前にきちんとした検査による診断で病名を特定します。
化学や医療が進歩することにより、病気によっては前向きな可能性が生まれるものも増えてくる一方で、新たな症状や病原菌の発見も後を絶ちません。ひとつでも多くの病気に対抗するべく、日々研究が行われているのです。
ホメオパシーは、今から200年前にドイツの医師ハーネマンがその生涯をかけて確立させた療法です。ハーネマンの同種「その症状と同じもの、似たものがその症状を治す」という起源は古代ギリシャのヒポクラテスまでさかのぼることができます。ヒポクラテスは自己治癒力の事を「自分の中に100名の医師がいる」と言っていました。ホメオパシーは、超微量の法則によって、植物や鉱物を物質が検出できないほど天文学的に希釈(薄める)、振盪(叩く)した液体を浸み込ませた砂糖の粒(レメディ)を用います。
例えば、花粉症で悩んでいる方には、花粉自体や痒くなるなどの症状を引き起こす物質を希釈、振盪して作られた同種のレメディによって体内に自分の症状を認識させることで、自然治癒力を触発し自らの力で症状を解決していくものです。
当院は、宮城県仙台市で、女性鍼灸師が鍼灸を主体に整体、ホメオパシー、サプリメント等、薬に頼らない独自の方法を研究・構築し、心身の健康を意識する方ひとりひとりに合ったオーダーメイドの施術を行っています。
薬を使用することができない妊婦さんなどに支持される、女性にとっての癒し空間を目指しております。